中国事業推進室設立のお知らせ

この度、次世代道路管理プラットフォームGLOCAL-EYEZの中国における技術開発および事業推進を目的として、四川大学附属科鴻新技術研究所ならびに西南交通大学道路維持管理研究室と共同で、GLOCAL-EYEZ中国事業推進室を設立いたしました。

中国では「新基建」と呼ばれる国家的プロジェクトの下、2020〜25年までの間に総額11兆元(約170兆円)にも上る大規模なインフラ投資が実施される予定です。また、中国はAI、5G、IoTといった次世代情報技術の活用にも強い力を入れており、インフラ維持管理分野においてもこれら最新技術の導入が進められています。こうした背景もあり、GLOCAL-EYEZのようなAIやIoTを活用した道路点検技術は、中国においても強く求められております。

当社は、中国現地で収集した数万枚の路面画像教師データを基に、専用の道路点検AIを開発いたしました。あわせて、2020年12月からは、大規模路面調査WebサービスGLOCAL-EYEZの中国における概念実証(PoC)も開始しております。この実証を通じて、四川省の道路管理部門からは、道路管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向け大いに寄与するものだとの、高い評価もいただきました。

この度、中国事業推進室を設立したことで、今後は、セキュリティやユーザーインターフェース(UI)の面からも改良を加え、中国版GLOCAL-EYEZの市場展開をさらに加速させていきたい、と考えております。

中国事業推進室設立式

科鴻技術研究所

20210404

中国事業推進室

GLOCAL-EYEZを活用した道路管理システムの試運用

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