基礎理論と先端技術を武器に

次世代の社会インフラ維持管理へ

スマートフォンによる次世代の道路管理プラットフォーム

GLOCAL-EYEZ×ROAD は、最先端の道路点検DXシステムです。 一般車両に取り付けたスマートフォンで道路を撮影するだけで、網羅的かつ高精度に道路の点検を行うことができます。 点検できる項目は、IRI、平たん性、段差の路面凹凸、ポットホール、ひび割れ、わだち掘れ等の路面損傷状況に加え、ガードレール、標識、縁石等の道路付属施設の異常までカバーできます。インターネット通信技術、AIなどのデジタル技術を結集したDX対応型の道路管理技術であり、スマートフォンと車さえあれば、誰でもどこでも安価に道路点検を実施できます。道路の日常管理から点検、修繕工事の選定に至るまで一連の維持管理業務を支援します。

車両にスマートフォンを設置して、走行時の車両応答を計測,解析することで、簡単で安価に、路面縦断形状(凹凸)を正確に推定します。

任意の一般車が走行中において路面情報を汎用スマートフォンで収集・解析し、広大な道路ネットワークの状態を準リアルタイムに把握するシステムを道路管理者へ提供します。

の特徴

01

汎用スマートフォンを車内に固定するだけで、路面調査ができます。高価なセンサーや車両改造は不要です。

02

路面性状を高精度で検測するため、車両の振動特性のモデル化が必要です。GLOCAL-EYEZ×ROADは一般走行データを分析するだけで車両モデルの同定して、車両特性の違いを自動的に補正します。振動台試験や特殊な走行試験による車両モデル同定は不要です。

03

東京大学橋梁研究室において長年研究された路面評価技術に基づいています.計測工学,制御工学,データ同化技術,最適化技術等を駆使して,舗装の評価指標であるIRI・平たん性を、専用路面測定車並に高精度で求められる革新的な技術です。

04

ドライブレコーダやスマートフォンから取得した画像に対して,深層学習を適用することで路面変状を検知します。

05

約5分でIRIや平たん性などが算出されます.結果はデータとしてダウンロードしたり、地図上で可視化したりできます。

のサービス

1、日常管理のDX支援

舗装点検

業務車両にスマートフォンを搭載するだけで、自動的に車線を認識したうえで、舗装状態を調査します: 路面のIRI、平たん性、段差;ポットホール、ひび割れ、わだち掘れ、標示かすれ等

定量評価

物理的な距離や面積を定量的に評価することができます: 道路幅員、ポットホールサイズ、各変状の長さや面積等

ポットホール予測

大量のデータからポットホールの発生予兆を学習したAIが、即時にポットホール発生確率の高い箇所を抽出することで、予防保全や瑕疵事故の削減に貢献します(開発中)

各種帳票や統計結果を出力

各種帳票や統計結果をクラウド上で管理・出力することで点検業務の効率化を支援します: 国様式点検記録様式、ポットホール一覧、道路付属施設異常箇所、標示かすれ箇所等

道路付属施設点検

業務車両にスマートフォンを搭載するだけで、自動的に道路付属施設を調査します: ガードレール、路面標識、側溝、縁石の損傷等

時系列データ解析

損傷有無ならず、全ての計測データが保存されます。同一箇所における時系列画像を比較することで、要修繕箇所や劣化進展箇所を自動的にブラッシュアップすることができます

補修優先箇所リスト

多角的指標(例:ポットホール、ひび割れ、沈下、路面凹凸等)から複合的に判断し 、補修の優先度を提案いたします

写真登録

パトロール時に発見した修繕箇所の位置や状況、処置内容、画像等を専用アプリで手軽にWebシステムにアップロードすることができます

2、定期点検のDX支援

試験便覧法に準拠した点検

独自技術により、車両前方画像から路面平面図を作成し、試験便覧法に準拠した計算方法でひび割れ率とわだち掘れ量を定量的に算出することができます。また、東京大学の特許技術により車体振動から路面平たん性やIRIを算出し、ひび割れ率、わだち掘れ量と合わせてMCIを算出することができます。国様式に従って、帳票を出力することも可能です

劣化予測

路面平面図からAIがひび割れの長さ、交点数などを自動的に算出し、これらの指標に基づいて劣化予測を行います
(開発中)

原因・補修レポート

ビッグデータをAIで解析することにより、損傷個所の原因および最適な補修工法に関するレポートを作成します
(開発中)

路面性状オンライン解析サービス実施中

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